改組 新 第2回(平成27年度)日展

日展×文学
~日本の美と若手作家のコラボレーション~

古くから、文学と深い関わりをもつ日展。森鴎外は洋画部門の審査主任を務めた経歴を持ち、夏目漱石は『三四郎』『それから』に日展作家であった浅井忠をモデルとした人物を登場させたほか、東京朝日新聞で文展(日展の前身)の評論を連載していました。こうした例に限らず、美術と文学はいつの時代も絶えず密接に結びつき、その交流によってお互い豊饒な作品を生み出してきました。
その精神を受け継ぎ、今回、文学の領域でいま注目を集める若手作家5名が、会場に展示されている日展作品からインスピレーションを得た作品を執筆しました。
新たな視点で相互の作品鑑賞をお楽しみください。

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執筆作家プロフィール

日本画×田丸雅智

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たまる・まさとも 1987年生まれ
ショートショート作家。愛媛県松山市生まれ。東京大学工学部、東京大学大学院工学系研究科卒。2011年12月『物語のルミナリエ』(光文社文庫)に「桜」が掲載され作家デビュー。12年3月には、樹立社ショートショートコンテストで「海酒」が最優秀賞受賞。著書に『夢巻』『海色の壜』など。新世代ショートショートの旗手として精力的に活動している。
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洋画×神野紗希

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こうの・さき 1983年生まれ
俳人。愛媛県松山市生まれ。2002年、第1回芝不器男俳句新人賞にて坪内稔典奨励賞を受賞。2002年から2008年までNHKのBS「俳句王国」司会、2013年度Eテレ「俳句さく咲く」選者。俳句の創作、研究、エッセイなどの執筆に加えて、全国各地で俳句の魅力を伝える講師をつとめる。句集に『星の地図』『光まみれの蜂』。明治大学兼任講師。
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彫刻×文月悠光

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ふづき・ゆみ 1991年生まれ
詩人。北海道生まれ、東京在住。高校3年の時に出した第1詩集『適切な世界の適切ならざる私』で、中原中也賞、丸山豊記念現代詩賞を最年少受賞。近著に詩集『屋根よりも深々と』。NHK全国学校音楽コンクール課題曲の作詞、「J-WAVE TOKYO MORNING RADIO」での詩の朗読など広く活動中。ポプラ社のウェブサイト「WEB asta*」にてエッセイ<洗礼ダイアリー>を連載中。
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工芸美術×佐藤文香

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さとう・あやか 1985年生まれ
兵庫県生まれ。東京都在住。池田澄子に師事。第2回芝不器男俳句新人賞対馬康子奨励賞受賞。NHKラジオ第1「つぶや句575」、アキヤマ香「ぼくらの17-ON!」1〜4(双葉社)の俳句協力。句集『海藻標本』(宗左近俳句大賞受賞)、『君に目があり見開かれ』、詩集『新しい音楽をおしえて』、共著に『新撰21』がある。
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書×木村綾子

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きむら・あやこ 1980年生まれ
作家、本屋B&Bスタッフ。「太宰治検定」企画運営。中央大学大学院にて太宰治を研究し、以降、文筆業をはじめとし、ブックディレクション、イベントプランニングなども幅広く行う。『水道橋博士のメルマ旬報』『LaLaBegin』連載中。twitter @kimura_ayako
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